中央がパーシーの脊髄。
白い丸いものが腫瘍でした。
何がなんだかわからないまま、
見つめた画像です。
気になるので 2003,7,4
昨日、母が来たとき、パーシーを見てつぶやいた。
「パーシーって、姿勢のいい子なのに、背中丸めてどうしたのさ!?」
昨日は、様子を見てたけど、やっぱり気になって、病院へ行ってみた。
先生もすぐにわかって、いつもの薬より1段階強いステロイドを注射。
やはり、MRIをすることに決める。
先生が、大学病院への手配をしてくれることになった。
吐き気がくるかもしれないといわれたが、吐かなかった。
水は、すごく飲みたがって、夜中も飲んでた。
明日 2003,7,7
明日は、パーシー、MRI。
午前中に大学病院へ行く。
麻酔をかけるので、1泊予定。

パーシーが、うちに来て、4年8ヶ月。
そのうち、実家に預かってもらったのが3日だけ。
そのほかは、ずっと一緒に寝てるんだもんね。
寂しいし、心配だけど、もう先生にお願いするしか
ないんだもんね。

MRIをするときって、外飼いのワンちゃんは
家でシャンプーしてから行くんだって。
MRIって、磁石だから、砂が体についてると、
サテツがついちゃうから。
パーシーも、3週間以上洗ってなくて、汚いですけどって
言ったら、「充分、キレイです!!」といわれた(*^_^*)
どこが原因なのか、今は、早くわかりたい。
パーシー、頑張ってね!!
近況報告 2003,7,25
しばらく、日記やBBSほったらかしでした・・・・。
ごめんなさい。

実は、パーシーは、16日の夕方、4時間半にもわたる大手術をしました。
脊髄の中に腫瘍が出来てて、それが神経を圧迫してて
左後ろ足が調子が悪かったのです。
MRIを受けた次の日にそのことを知らされ、
予想もしてなかった事実に、気持ちがついていかず泣くばかりでした。
そのままだと、すぐに下半身麻痺で脊髄が溶ける。
積極的に治療を進めていくならば、まず、腫瘍を取れるだけ取って、
病理検査をし、その後の治療を進めていく。
すぐに、その場で手術を選びました。
でも、脊髄をいじるので、リスクとして下半身麻痺になるかもしれない、
排泄が自分で出来なくなるかもしれないと言われました。
すごく怖かったです。動くのが大好きなパーシーなのに、
手術を選択したばかりに、下半身麻痺になってしまったらと。
先生達には、今の状態で、歩けるのは不思議とまで言われたりもした。

かなり大変な手術で、予定が3時間の所、4時間半もかかりました。
それだけ、先生が慎重に進めてくださったのだと思います。
手術室から出てきた先生は、汗がすごく、フラフラしてました。
私は、手術室には入れなかったのですが、パーシーの骨を削ってる音、
手術が終わって、麻酔が覚めかけてたのか、大きな大きな叫び声、
忘れるとこはできません。
パーシーは、痛みが強く、麻酔でしばらく眠らせられてました。
18日の午前1時ごろ、目が覚めたようです。
運良く、下半身麻痺も排泄も大丈夫です。
それがわかるまで、術後、何日も本当に不安でした。
今日、面会に行った時、外を少し散歩したのですが、
左足を軸にして、足を上げておしっこをしてました。
でも、左後ろ足は、まだ、上手く歩けなのでリハビリ中。
とっても頑張ってます。

腫瘍は、幸いにも良性でしたが、全部、とりきれなかったため
29日に再びMRIを受け、30日退院。
その後、8月1日より放射線治療に入る予定です。
良性なのですが、脊髄に腫瘍があるというのは、良くない事なので。
パーシーは、先生にすごく懐いていて、先生の後ろをついて歩いたり、
追いかけたりとビックリさせられます。
パーシーにも、先生が一生懸命に自分の事をしてくれてると言うのが
伝わってるんだろうと思います。
学生さんたちも、優しく面倒を見てくれてるようで
感謝でいっぱいです。

もうすぐパーシーが帰ってくると思うと、本当にうれしい。
あと、5回寝たらだ・・・なんて、楽しい事を指折り数えて待つ子供のような感じです。
パーシーの事、たくさん心配してくれて、ありがとう。
いつも励ましてくれてありがとう。         かなえ
面会 2003,7,28
土日は、面会ができなかったので、わくわくしながら向かう。
先生は、土日でも面会ができない日は、律儀に報告の電話をくれる。
術後は、朝夕と電話をくれてた。やさしいし、待ち遠しい電話だ♪

パーシーは、抜糸されてた。
テープ貼ってたところが、かぶれてて、先週の金曜日からエリザベス生活なんだけど
だいぶん、かぶれが収まってきたみたい。でもまだ、エリザベス犬。
背中の3分の2は、毛がそられてるし、15針ぐらいブスブスと縫われてた。
夏でよかった。冬なら、耐えられない寒さだろうなあ。

いつものように、外を少し散歩。
ちょっとして、先生が玄関から出てきて、「パーシー!」と呼んだ。
そしたら、パーシーさん、ダッシュで先生のところへ!
さっき、ケージから出すとき、うれしょんもしたらしい。
(うちでは、したことがない)
そんなに先生が大好きなのね。。。。
先生は、「ご飯をあげてるから・・・」なんて言ってたけど、
今まで、私は、自分がパーシーに一番に好かれてると勝手に思い込んでたけど、
それは、ご飯をあげてたからなの??(笑)

パーシーは、持って行った、おもちゃもペットシーツもビリビリと
やってるらしく、ふわふわの敷物も、綿を出してしまった。
「最近、破壊魔なんですよねー」と先生が言ったと思ったら、
パーシーが、自分が入るケージの鍵に触って、ねじが飛んでしまった。
先生がねじを探して直してくれた。

もてあまされ気味かもしれない・・・と脳裏をよぎる。
1日おきしか、面会ができなかったりしたのに、先生が「明日もきてやってください」と
帰りがけに言ってきた。やっぱり、もてあまされ気味??そうなのかな?(笑
退院 2003,7,30
無事、退院しました!
皆さん、色々とありがとう〜。
帰ってきて、パーシーは、ほとんど寝てばかり。
家に帰ってきて、ほっとしてるのかな。
それにしても寝すぎ・・・。
エリカラが、ガムテープで固定されてて外せないため、胴輪もつけっぱなし。


あさってから、新たに治療が始まります。
予定では、8月いっぱいは、週3回、通院します。
先生に、歩けたり排泄が自分でできて本当に良かったこととか
お礼を言いたかったのに、言いそびれちゃった。
「これからですよ」って言われて、言い出せなかったというのが本音。
でも、先生には、言葉に言い尽くせないほど感謝してます。





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